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開発へのこだわり

-刈刃需要の変化

今からおよそ20年前、草刈り作業として使用される刈刃の需要に変化が起こりました。
従来、刈刃は4枚刃や8枚刃の所謂"てっぱん刃"が主流でしたが、チップが飛びにくい埋込式タイプのチップソーが普及しだし、"てっぱん刃"の時代から一気にチップソーの時代へと移っていきました。

-部品の軽薄短小化へ

当時のチップソーといえば軽量窓として4ヶ所程度の穴が等間隔にチップソー本体に開いているモノ(窓付)が標準的でした。その後、刈払機械も軽くて使い易い軽量化へと、機械のシャフトやエンジン、各パーツに至る部品の軽薄短小化が進みました。そうなれば、当然チップソーにも軽量化のニーズが高まり、単なる窓付(4ヶ所)ではニーズに応えられなくなりました。

-見た目、インパクトが必須

そのころ他社からは軽量タイプとしてチップソー本体の厚みが0.9㎜の製品(当時、厚み1.25㎜が平均的)が発売され、じわじわと人気が出始めていました。当社のお客様からも薄くて軽いチップソーの要望が高まり、まずは同等品を試作するも、ニ番煎じは受け入れられ難く低評価でした。お客様の声を聞き込むにつれて、チップソーの軽量化に対する要求はドンドン増幅して行き、最終的には、ただの"軽量"だけではなく、プラスアルファとしてパッと見ただけで他とは違う"見た目"、"インパクト"が必要だと気づかされ、そのニーズに沿う形で今に至る多数個軽量穴の方向性が決まりました。

-めちゃかるの誕生

その後、他社製品よりも軽いことは大前提の上で、耐久性・強度・精度を維持した穴の大きさ、数量、配列の研究を重ね、業界初の軽量チップソーの決定版「めちゃかる」が誕生しました。誕生の出発点は、『今までにない快適で使い勝手抜群のチップソーをつくりたい』という想いから。第一目標は0.9㎜のチップソーをしのぐ軽量化。さらに、世界に類を見ないような斬新なスタイル、しかも安全で『めちゃくちゃ刈れる、めちゃくちゃ軽い』性能を目標に仕上げました。

-時代とともに進化を続ける

発売から10年後には『さらに軽くもっと快適に!』をテーマに、お客様の「使い易さ」「満足感」に挑戦し続けた結果、約30%の軽量化を達成するまでに進化させました。このチップソーは一度お使いいただくと、やみつきになり、何回使っても『やっぱり、"めちゃかる"』の評価を多くの方々に頂いております。これからも、多くのお客様に快適で楽しい草刈り作業に欠かせないパートナーとしてお使い頂きたいと願っております。

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