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素材へのこだわり

刈払機用回転刈刃には日本工業規格(JIS)があります。このJISで刈刃本体に使用する材料として認証されている材料は、「SK-5又は、使用上これと同等以上の品質をもつものとする。」と規定されております。

-刃だけではなく台金にもこだわる

当社では、チップソーの本体(台金)にもこだわりました。チップソーは本来鋭利な刃先のチップ部分が草を刈り取るので、直接的には草刈りに関係が無いように感じてしまいがちです。従来の刈刃(4枚刃・8枚刃)であれば、本体自体の先端に刃を施す為、本体の材質や焼き入れ硬さそのものが刃物としての性能になります。しかし、チップソーの場合は、チップソーの本体(台金)で草を刈るのではなく、本体の先端部にロー付け後、研磨された超硬チップが切れ刃となります。

-では、なぜこだわるのか?

その理由は、いくらよく切れるチップが付いていても、チップが取れてしまっては役に立ちません。実際の草刈り作業時にチップソーに働く目に見えないいろんな衝撃や摩擦などのストレスは計り知れません。そこで、当社ではチップソー自体の大部分を占める本体(台金)に着目し、切れるチップをより長くお使い頂くためには、まず母体である本体(台金)の強度・耐久性があってこそ!という観点に立ち、ニッケル・クロームを大量に含有し、材料自体に粘りがあり割れ難くく、最高の強度を合わせもつSKS-5(合金工具鋼)を選びました。私たちは、チップソーに相応しい素材とはなにかを常に考え、追い求めています。

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